ヤブレカブレ2のDM撮影のメイキングです。
7月の定例会がDM撮影日でした。この日は雨予報だし、前回のヤブレカブレのDMは殴り合いだったので今回は「雨の中での殴り合い」的なものが撮れたら…と、ずぶぬれになる事を覚悟して、その後にお風呂に入れるように場所も温泉施設が近い練馬にしたのだけど…曇りだけど雨が降ってない…。早々に予定変更を余儀なくされることに。

遅れた松崎ヒロノブが来てから打ち合わせ(なぜ遅れたかは7月の定例会レポを見てください)
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必要なものを買い出し
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撮影場所を探しに住宅街を彷徨ったところ、いい壁見つけた♪ここで撮影します。
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セッティングして…
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撮影の前に身支度を整え…たんだけど後になって思うとまったく必要なかった。。。
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撮影スタートのパンチ!
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パンチ!
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何カットも撮ってますよー
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椿原桜果は変顔が出来ない。自主練習中…
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「そんなんじゃダメ」とKaoRinに顔を潰される椿原桜果
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桜果の逆襲
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援軍登場
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女子なのにこんな顔を世間にさらすなんて…ああ無情。
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…とまぁ、こんな感じで撮ったのが今回のDMです。
前回のカットと比べて進化してるでしょうか…

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photo 矢野巌・KaoRin・椿原桜果 / write 椿原桜果 / blog editor 椿原桜果

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2015.10.07
今回のシメンソカブログ企画は『苦手克服!』と銘打ってそれぞれの苦手だと思われるところを敢えて挑戦してみました。

ラストである4回目の椿原桜果に与えられたミッションは…『モノクロに挑戦!』色にこだわって撮っている椿原桜果が白と黒の正解をどう撮ったかご覧下さい。

retro town
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私は沢山の色が好きである。どの色も魅力的でどの色も愛おしい。
白黒の世界は…かっこいいけど正直よくわからない世界。世の中には沢山の色があるのに、そこをなぜあえて黒白グレーだけで撮らなくちゃいけないんだろう…という謎。でも同時に、いつか白黒写真をどこかで撮ってみたい、とも思っていたのでシメンソカの企画テーマには「モノクロしばり」という提示はいつもしていたりして、わからないからこそ気になる存在でもあった。

いつか撮ってみたいな〜とは思っていたけど、きっとまだ先、という感じでいたら今回の苦手克服企画で「おーかさんはモノクロ」とあっけなく指令され…モノクロに挑戦というタイミングが自分で思っていたより早く来てしまった訳でw

さて大変だーと色んな白黒写真を見て考えて、やっぱり「なんで世の中にはこんなに沢山の色があって、現代の技術でカラーも問題ないのになぜ白黒グレーしか使っちゃいけないんだろう」という疑問は消えず、これは多分もっと白黒の写真を考えないといけないって事ね〜とは思うのだが、モノクロ提出1回目としては「白黒でも好きな世界を出したい」という事を決めた。私の好きなモノクロ…ビビット(ハイコントラスト)で砂目(荒れ)で『生活+レトロ』でテーマを提出してみた…のが今回の3枚。

まだまだ白黒でも別のアプローチで撮ってみたい分野もあるので、この企画、個人的には続けて行きたいと思っている。そしてこの企画をやってみて思った事、私は『色』が好きなんだな〜としみじみ実感。色にこだわる私が黒白グレーの世界を考える事でフルカラーの写真に変化は出るだろうか。楽しみである。

椿原桜果


photo 椿原桜果 / blog editor 椿原桜果

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2015.08.29
今回のシメンソカブログ企画は『苦手克服!』と銘打ってそれぞれの苦手だと思われるところを敢えて挑戦してみました。

3回目のKaoRinに与えられたミッションは…『ヌードに挑戦!』普段はヤギやヒツジが大好きなKaoRinがどんな風にヌードを撮ったかご覧下さい。

blue nude
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苦手というか今まで撮ることがなかったし今回のような機会がなければ撮りたいとも思わなかったと思います。今回覚悟を決めて挑みました!!

被写体が対人となると本当に難しいですね。今回の意識した点は被写体は人ではあるけれどそこには感情はなく、非日常的なものでしかない。
身体というよりラインとして切り撮りました。こう書くとじゃあ、生身の人間じゃなくマネキンでも良いのでは?となりそうだけど…やっぱり生身の人間はマネキンにはない温度がある。それが少し表現できてたらいいなぁ…

カーテンの色のおかげで良い雰囲気が出せました!!

KaoRin


次回の苦手克服ミッションは椿原桜果で『モノクロに挑戦!』お楽しみに。


photo KaoRin / blog editor 椿原桜果

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2015.08.25
今回のシメンソカブログ企画は『苦手克服!』と銘打ってそれぞれの苦手だと思われるところを敢えて挑戦してみました。
2回目の松崎ヒロノブに与えられたミッションは…『カラーに挑戦!』普段はモノクロが多い松崎ヒロノブがどうカラーを撮ったかご覧下さい。

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個々の苦手分野は何だ? とシメンソカ会議で考えた結果、出てきたのが『カラー』だった。

カラーが苦手と言っている時点で、未だモノクロの力に頼っている情けなさはあるが、以前までは普通に撮っていたカラーに対し苦手意識がついていることに驚いた。そして撮影してみると、こ、これは…。

見事に撮れない。だから何?的な写真を増産してしまう。このままだと締め切りにまったく間に合わないと、色を決めうちにする足掻きを試みた。赤、黄、青。

結果が上の3枚であり、共通点やテイストは違うが、カラーを求めての結果であり、過程であると言い聞かせここに載せる。これからも意識的にカラーを撮ることで、モノクロとの相互理解を深めていきたい。

松崎ヒロノブ


次回の苦手克服ミッションはKaoRinで『ヌードに挑戦!』お楽しみに。


photo 松崎ヒロノブ / blog editor 椿原桜果

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2015.08.21
今回のシメンソカブログ企画は『苦手克服!』と銘打ってそれぞれの苦手だと思われるところを敢えて挑戦してみました。

1回目の矢野巌に与えられたミッションは…『RAW現像に挑戦!』普段は撮って出しにこだわってる矢野巌だからこそRAW現像がどうなったか、ご覧下さい。

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僕は普段、撮った後の処理をしない。
撮った瞬間に全て終わると考えていて、トリミングもしないし、画像加工もしない。
プリントが余りに暗かったりする場合には、明るさを調整することはごく稀にある。
しかしトリミングなどをして作品として出したことはない。
撮る瞬間にフレーミング・構図・画角のすべてを決めていなかったとしたら、
それは自分に対する負けだという、勝手で過剰な自意識によるものだ。

そういうわけでRAW現像は、本当に一度も挑戦したことがなかった。
そんな僕も分からないなりに、迷わないよう大筋だけ決めておいた。

①条件の大きく違う作品を撮る
②仕上がりの到達点は揃えて考える という2点。

①については、・夏日でコントラストのキツイ条件
・やや薄暗い同系色
・モノクロ
で条件を変えてみた。

②については、
眠たい仕上がりでは分かりにくいので、
コントラスト高めのパッキリした仕上がりを目指すことにした。

そしていざ始めてみると、予想はしていたもののアリ地獄のような世界。
すべての条件に正解がなく、すべてがクリック1つで無限に変わる。
明るくなったり、暗くなったり、鮮やかになったり、薄くなったり、
エフェクトで遊んでソレっぽく見えてみたり。

何時間も試行錯誤しているうちに、コレでいこうと辿りついた仕上がりは、
それほど普段の作品と変わらない許容範囲という中に落ち着いてしまった。

せっかくの挑戦なので色々と遊んで作品にすべ きかも知れないのに、
そういう仕上がりだと、どうにも座りが悪い。
いつの間にかスタンダードな仕上がりに到達してしまったあたり、柔軟性がなくなったなと思う。

そして、この写真の仕上がりを追い込むという点で自分の不向き具合も見えてきたし、
RAWでキッチリ仕上げてくる人たちの凄さと大変さも少し見えてきた。

知らぬで済ますのは簡単。
けれど知らずに語るのは難しく恥ずかしい。
もう少し腰を入れて、RAWも取り組んでみようと思う。

矢野巌


次回の苦手克服ミッションは松崎ヒロノブで『カラーに挑戦!』お楽しみに。


photo 矢野巌 / blog editor 椿原桜果

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2015.08.17
矢野巌からの投稿です。
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先日に参加した【うつゆみこWS】第1回猫騙し写真会に引き続き、うつゆみこさんのWSへ再び参加した。

前回のミニチュアや本を使った写真とは異なり、なんとセルフポートレート!
自宅兼教室の近くが日暮里繊維街ということで、そこで各自が布を用意し、
その布を使って貫頭衣やら遊びながら撮り合おうという企画。

・今回の参加者は3名
・1-2mの布を各自3種、マスクなど若干の小物類あり
・撮影地は荒川土手
・撮影は昼と夜にそれぞれ

まずは教室で、イメージを膨らましながら布を選ぶ。
普段は身にまとう前提で布を選ぶことはないので、これが非常に難しかった。
結局各自の分では足らず、大量の布コレクションの中から何枚も素敵な布を貸して頂いた。

そして荒川土手へ。
貫頭衣など3人とも初めてな訳で、悪戦苦闘しながらも巻いていくとアラ不思議。
意外と形になっていく。
こんな時に女性は苦もなく出来てしまうのだから面白い。

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意外だったのが土手という場所。
砂利、草むら、木、橋の下、土手、道路、猫、
半径50メートル以内でも実に豊かなロケーションが存在している。
あそこがいい、ここがいいと場所を探しては撮る。
花をくわえたり、
草むらに突撃したり、
地面と同化したり、
木々と語り合ったり、
土手を転げ落ちたり、

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3人が暴走している中でも、背中に愛娘を搭載し、レフ板と三脚を担ぎながら
冷静に反 射光やら露出を常に見ていて下さるので、安心していられる。
それぞれがモデルになりつつ撮り合うと、時間は幾らあっても足りない。

あっという間に日が暮れてしまい、ひとまず教室へ撤収。
手作りの暖かな夕飯に涙を流したところで、夜の荒川へ再出発。

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昼とは違った表情を見せる土手に、我々も表情を変える。

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暴走を繰り広げる我々を横目に、やはり露光や、周囲の危険などに気を配ってくださるので、
安心して暗闇を楽しむことができた。
ビジュアル的な着地点はともかく、、普段やらないことを楽しむという点では、
3人とも心ゆくまで楽しんだWSだったのではなかろうか。< /div>

うつゆみこBLOG『うつゆみこの日々のこまごま2

***

ポトレ的な作品はこちら↓。

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photo 矢野巌 / write 矢野巌 / blog editor 椿原桜果

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2015.05.09
矢野巌からの投稿です。
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ひとつぼ展(現1-WALL)グランプリ、写真新世紀入賞などの経歴を持ち、写真集『はこぶねのそと』などでも知られる気鋭の写真家うつゆみこさん。彼女の作り出すグロテスクなのにユーモアに富んだ世界は真似できない。
(参考までに彼女の作品を↓)
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そんな彼女が自宅を使いWSを行うという。僕は矢も盾もたまらず申し込んだ。
もともと数名の少人数向けWSの第1回ということもあり、今回は僕1人の贅沢なWS。

朝10時から愛娘を背に笑顔で出迎えてくださった彼女の自宅は、夫婦と子供たちの気配に満ちた柔らかな空間。リビングのテーブルに用意してあったのは、
・今回の題材である人形(大きさ1-2cm)200体前後
・彩色用のパレット
・絵筆
・彩色用の溶剤

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人形はいわゆるジオラマに使われるタイプのもので、無彩色の物の中から好きな物を3つを選ぶ。それに対して自由に彩色を施すのだが、これが本当に難しい。米粒より少し大きい程度の人形を指先につまみ、絵筆の先でチョコチョコと色を塗る。色を塗ったら乾かし、重ね塗りで色に厚みを持たせ、最終的には顔の表情を出すために目や唇まで塗る。塗り方、姿勢など細かなコツを教えてくださるが、これはやってみなければ分からないことばかり。『目を入れることで魂が入るんですヨ!』とのアドバイスも 、実際に塗ってみて納得。

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彩色が不慣れな上に、ついつい話すのも楽しく、随分と時間が掛かってしまった。その間にもお茶や昼食を出してくださったり。ラジオからの音と子供の声が響く優しい時間は、WSというより親戚の家に遊びに来たような錯覚を覚えてしまう。手作りの美味しい昼食を食べて気がつけば残り時間1時間半。

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予めどんな作品を作りたいというイメージを膨らませ、本棚にある多くの写真集や資料集の中から、イメージに合う物を選択。僕が選んだのは和を感じさせる本。本を開いてライティングしながら先ほどの人形を配置し、世界を作り上げていく。

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本を撮り終わったら、次は食材。引き出しのたくさんのキッチュな皿から1枚 を選び、クラッカーと人形を上手いこと盛付けて、これまたライティングをしながら撮影。

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それが終わると、今度は壁一面の引き出しの中から、布やら化石やら昆虫やらカブトガニやらヒトデやらが現れた!分かっちゃいても実際に目にすると動揺する。穏やかな民家の、穏やかな昼下がりに突然現れる非日常。この飛距離がまさにはこぶねのそと。

ある意味でここからが本番なのかも知れない。僕は勧められる中からヒトデを手に取り、撮影を開始した。すると今度は、ニコニコしながらラメの布を差し出してくださる。『これがマクロだといい感じになるんです』と。まさかと思いつつ、マクロで撮ってみるとアラ不思議。銀色に輝く水平線が目の前に現れて、平凡 な老夫婦の人形はあっという間に波間を漂い始めた。

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これがイメージの世界というものか。
僅か2cmに満たない人形を中心として、水平線の彼方まで見えてくる。
ファインダーという狭い視界の中に、無限の世界が広がっていく。
普段はスナップでその場の状況に任せて撮っている僕にとって、全てが新鮮な世界だった。

これだけの濃いWSながら、受講料は5000円。価格は2-3人の人数や内容によっても上下するそうだが、破格と言える。WSの内容は他にも、市場で魚介類を仕入れての撮影や、布を買ってのセルフなどなど。想像力に彩られた、たくさんのコースがある模様。

彼女の作品が好きな方にも、昆虫嫌いを克服したい方にも、単に興味があるだけの方にもオススメ。

WSの情報はこちらから『うつゆみこの日々のこまごま2




photo 矢野巌 / write 矢野巌 / blog editor 椿原桜果

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2015.04.06
前回のシメンソカブログでは「次回は新春対談、ファーストショットについて」を掲載する予定でしたが、矢野巌、松崎ヒロノブ、KaoRinの3人で平間至写真館のレセプションに参加させてもらったのでその様子を矢野巌がレポートします。

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東京都三宿にオープンした、平間至写真館。
大変有難いことにレセプションへご招待いただき、写真集団シメンソカのメンバーで参加させて頂いた。(椿原桜果は都合により欠席)

全体の様子は後述するとして、先に感じたことから述べておきたい。

写真を撮る、そして残す。
10年-100年経っても、物としてそれは残り続け、
家族から一族を越え、やがて社会にとって共通の記憶になっていく。
そんな写真の本質であり大切な部分が、まず何よりも氏の願いであることを強く感じさせられる写真館。

決して有名写真家が撮るからというものではなく、
誰もが利 用できるように考えられた良心的な撮影価格や、
バレンタインデーのカップル撮影企画、レンタルスタジオ価格などにもそれが現れている。

また、写真文化発信の基地としての役割を担う場にもなっている。
現にレセプションでは、ライブ演奏やダンスパフォーマンスが繰り広げられた。

単に写真館に留まらないというのは、氏の持つ実績、人脈、何よりも情熱によるところが大きい。
熱い思いの一端を分かり易く伝えるのが、入場時に配られるお土産一式。
平間写真館のリーフレットは小さなものが一部だけ。
他は全て、氏の地元塩釜の特産品と紹介の品物ばかり。
遠い東京での写真館レセプションに、塩釜市長をはじめ何人の人が来ていたことか 。
しかも皆とても楽しそうで、義理で来たというような顔をしている人がいない。

純粋な熱い思いが人を動かし、そして場を作る。
関係者も、YOUや佐野史郎や大宮エリーらの著名人も、塩釜の皆さんも、教え子の皆さんも、
みんなあの場で同じように話し、笑い、酒を飲む。
そういう居心地のよい懐の深さが、平間至写真館の真骨頂なのだろう。


平間至写真館HP
http://hirama-shashinkan.jp/

レセプションの様子はこちら↓

まず目を引くのは送られてきた花束の数。
和田アキコ、豊川悦司をはじめ、出版社など、錚々たる名前が並ぶ。
地下へ降りていく階段も花で埋め尽くされていた。
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会場に到着すると、すでに中は人でごったがえしており、
受付を済ませてから中へ進むのも一苦労するほど。

写真館のレセプションであるにも関わらず、
会場内には塩釜特産品コーナーがあり、さらに会場奥にはライブハウスさながらの機材。
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約2時間半の中で、2時間ほどは常にトー クや挨拶、パフォーマンスが繰り広げられた。
鏡開き、塩釜市長、師匠イジマカオル氏、YOUなど、様々な方々との軽妙なトーク。
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チェロ、スペシャルバンド、キャラバン&ATSUSHI(Dragon Ash)のパフォーマンス
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入場時に配られるお土産一式
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photo 矢野巌 / write 矢野巌 / blog editor 椿原桜果


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2015.01.19
先日からレポートの続いている塩竈フォトフェスティバルの、
ポートフォリオビューイングというイベントに、矢野巌がゲスト作家として出展を行いました。
今回はその時のレポートとなります。

ポートフォリオビューイングとは、自分のポートフォリオを来場者に鑑賞して貰い、
膝を突き合わせながら語り合うスタイル。
綺麗に額装され壁に飾られた作品を前にではなく、そうなる前のポートフォリオ。
いわば抜き身の裸に近い姿で行うものとなる。

過去の塩竈フォトフェスティバル受賞者4名という実力者達と僕の計5名が、
(天野裕氏/阪本勇/嶋田篤人/藤安淳/矢野巌)
塩竈の各地に席を構え、来場者を待ち受けることになるのだが、
必要な物がポートフォリオだけなので、場所は机とテーブルがあれば充分。
僕に割り振られた場所は、塩釜グランドパレス内ロビーの一角。

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決して派手ではない企画のため、来場者はどうだろうかと心配していたのも杞憂。
開始してみれば途切れなく人が訪れ、全く休む暇のないものだった。

このビューイングというものの特性として、一人当たりの時間が極めて長い。
30分から場合によっては1時間に及ぶこともある。

それを7時間ほど延々と繰り返すことになるのだが、その中で見えてきた事が幾つかある。

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①言葉の大切さ
当然ながら来場者には写真をやらない人もいて、
ポートフォリオって何ですか?という質問から始まることもある、
そういった人々に物を伝えようとした場合、本当に言葉を選ばなければならない。
まして作品の意図まで伝えようとするなら、たった一言が大きな分かれ道になる。

②反復の大切さ
自分の作品について語るのは当然としても、それを短時間に何度も丹念に繰り返すことは少ない。
通常の展示をした場合でも、一人と話す時間も内容も限られている。
それを深く、丁寧に何度も話をすることで、否応なしに自分の作品と向きあい直すことになる。

③『写真を撮る人』?
このビューイングの中で最も新鮮な驚きだったのが、この③になる。
休憩を取る時間も殆どなく、常に緊張と頭のフル回転を強いられる中で自分の写真と向き合っていると、
2人目、3人目と回数を重ねるにつれ、疲れよりも徐々に研ぎ澄まされていくような、
ランナーズハイにも似たような感覚に襲われ始めてくる。
まるで舞台の上で何かを演じているような、そんな感覚に近い。
今まで自分は『写真を撮る人』という意識でいたが、このビューイングという場においては、
その少し先の、敢えて言うなら『表現者』としてのステップに足を踏み出した気がしてならない。
ビューイングのとある書類の中で『出演』という言葉があった。
音楽と極めて縁の深い平間氏ならではの言い回しだとは思うが、まさに言い得て妙だと思う。

写真を表現する上で、こんな世界もあったのかと、大きく視界が開けた。
次は演者同士がセッションするように、来場者とセッション出来るくらいに持っていきたい。

ポートフォリオビューイング、病み付きになる刺激だ。

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<ビューイング出演者記念撮影 撮影:尚光堂 嶺岸知氏>


write&photo:Iwao Yano 


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2013.10.03
先日塩竈で開催された地域密着全員参加型ロックフェスについて、
参加した矢野巌からのレポートとなります。

塩竈フォトフェスティバルと同じく、平間至氏を中心として開催されたガマロックフェス2013。
昨年の開催に続き、今回が二回目となる。
ガマロック公式サイト

会場となる塩竈市みなと公園は、名前の通り海の直ぐ傍にある。
僕は会場へ徒歩で行ったのだが、途中の道は未だに地割れも多く、路肩の民家には震災の傷跡も生々しい。
あんなに怖い思いをしたばかりなのに、何でこんな場所で・・。
などと考えながら坂道を登りきったところで眼下に広がる街を見て、僕は気付かされた。
ああ、この風景。塩竈の人たちは、この街が好きなんだなと。
この街じゃなきゃダメなんだなと。

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そして会場近くの道路には色とりどりの旗が、会場入口には手作りの魚たちが出迎え、
地元の人々と思わしきスタッフ達が元気に声を上げる。
会場内でステージを中心に立ち並ぶ屋台の多くは地元の店が出展しており、
良心的な価格の中で地元の酒や名産品を楽しむことができる。
大人の入場者には無料の振る舞い酒という粋な計らいまで!
屋台で売り子をしているのは、おそらく普段はフェスなんか無縁のオジサンやオバサンも多く、
漂う雰囲気はフェスというより地元商店街のお祭りに近い。

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肝心の出演アーティストだって、ちょっと変わっている。
メインステージのトップバッターなんて、地元小学生のジャズバンドだ。
豪華アーティストの間に混じって、地元テイストが適度に織り込まれているから飽きさせない。

ステージもシンプルな照明と、後ろに下がったスダレ電球くらいしかないから、
逆にアーティストにとっては誤魔化しの一切きかない厳しい条件だったのだが、
ヌルいアイドルシンガーが一切いなかったお蔭で、純粋に『音楽』を楽しむことができた。

ATSUSHI(Dragon Ash)/おひつじ座流星群/木下 航志/GREAT3/クラムボン/山寺 宏一×小柴 大造
The Space Baa(辰巳光英+不破大輔+Jimanica)/細美 武士/大友康平/DWニコルズ/
ビッケとカツマーレー/おお雨(おおはた雄一と坂本美雨)/Salyu×小林武史/BRIGHT KIDS
GAMISM/金子マリ & KenKen & 山岸竜之介/Caravan/木下 航志 more

出演アーティスト同士もホンワカしていて、
例えばクラムボンが道路事情で大幅に遅れるとなれば、それ以降『タイムテーブルはなくなりました』
なんて流れになるし、他のアーティスト達も順番をアレコレ工面しながら、
会場が冷めないように場を暖めあう。

地元とアーティストと来場者、それぞれが近い。
企業が金儲けのためにやるのではない。
このフェスの主役はあくまで塩竈の人々であって、
アーティストと来場者も一緒になって作っていくフェスが、このガマロックなのだろう。
町興しって、こういうものだ。

細美武士のMCで
『ガマロックはこのまま、あんまりお金を掛けずにいきましょう』という言葉があった。
民家の多い地域で一日中ライブをやっているのに、苦情は一件もないという。
それが全てを物語っている気がする。

音楽にできること。
それはこういうこと。

帰り道に見上げたガマロックフィッシュは、キラキラ輝いていた。

NO MUSIC NO LIFE

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write&photo:Iwao Yano 


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2013.09.26
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