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写真集団シメンソカ ヤブレカブレ展2。
大盛況のうちに幕を閉じたと言っても誇張ではなく、実りの多い展示となった。
しかし総括なくして進歩なし。
ここで展示について大きく振り返ってみたいと思う。

まず、3日間ほぼ来場者が絶えることなく、かつ笑い声も絶えなかった点を挙げたい。
展示というのは生演奏ライブなので、どれだけ準備をしても蓋を開けなければ分からない。
特に今回はメンバーそれぞれが非常に制限された時間の中で準備を行った中で、
動員については最後まで不安の残るところだった。
にも関わらず2日半で数百名の来場者を数えたことは、メンバー達の大きな自信にもなった。

次に展示内容についてはどうだったか。
各メンバーの作品 内容 、展示方法については第1回より確実に進化したと胸を張れる。
しかし、ギャラリーの雰囲気まで見た場合には乖離(かいり)を生じているように感じる。
前回は作品を見せるまでが到達点だったが、今回は作品をどう見せるかという点で、
ギャラリーの構造や照明などが追いつかなくなっていたように見えた。
次回には設備も含めてギャラリーを考え直す時期に来ているのかも知れない。

反響についてはどうだったか。
まず、我々自身が見ても手間の掛かるであろうコメント用紙に、
本当に多くの方々が丁寧に好意的なコメントを書いてくださった。
感謝の極みであるとともに、内容も一つ一つがメンバーにとっての血となり肉となる。
ただ、そこに落とし穴と呼べる部分も同時に存在する。以前 は写真関係の縁も大きくない中であったため、初見の来場者も多かった。
活動を続けるうちに初見だった方々も多くが顔見知りとなり、逆に本音の聞き辛い状況となってしまった。
これは多くの出展者が抱えるジレンマでもあると思われる。
そういった中から好意的か如何に関わらず、真摯に意見を汲み取っていける心構えを改めて作っていきたい。

今後に向けてと考えた場合、
2回の展示を行い、かつ定例会や活動を何年も続けている我々にとって、
最大の敵はマンネリであろうと考える。
会場でも多く聞かれたのが、
『何年も4人で続けていて凄いですね』
『本当に仲が良いですね』という声だった。
このご時勢、写真が好きですという人は日本に何百万人もいる。
その中で同じ ような熱を持って 活動を始めるグループが何組いるだろうか。
まして何年も続けるグループが何組いるだろうか。
我々にとって、ここまで続けてきたことが既に大きな財産になり始めている。

展示はゴールでなく、あくまでも通過点。
いい年した大人が、あーでもない、こーでもないと、ムキになって活動を続けている。
そんな姿を見せていきたいし、続けるだけでなく変わっていける4人でありたい。
小中学生がシメンソカの意味を検索したら、変な4人組がトップに出てくる我々でありたい。
第3回はより多くの方に見ていただける、そして驚かせる我々でありたいとして、今回の総括としたい。

矢野巌



photo シメンソカ / write 矢野巌 / blog editor 椿原桜果


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2016.01.12
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