東海道中シメ栗毛(5)/矢野巌レポート篇

2014年写真集団シメンソカ夏合宿。
4人が過ごした1泊2日の旅日記を私、矢野巌がしたためます。
他の3人とまた毛色の違う記事になっているか、いないかは、さてさて・・?

学生の時分、OBが酒の席で叫んだ。
『若いうちに旅をしろ!親に借金してでも旅に出ろ!』と。

命短し旅せよ乙女。僕は乙女でないが旅に出た。2014年の暑い盛りに旅に出た。
写真集団シメンソカ御一行と。

手には18切符。誰1人として10代でなくとも気持ちは10代。
無鉄砲こそ若さのシルシ。ならばと振るのはサイコロコロリ。出た目進もう鈍行の旅。
ガタンゴトンと揺られ揺られて東海道。
止まるは熱海・片浜・吉原 ・富士・東静岡・金谷・嗚呼!!五十三次!!

何もない。降りた先には何もない。何もないがある。魅惑の鈍行静岡の旅。
被写体探しのシメンソカ。響くシャッター、レンズの先には何が写る。
(何もないを探すとは、こういうことです)
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何処まで行っても終わらぬ静岡県。
終わらせようとサイコロ2つ、増やしてコロリ。進んでコロリ。
行き着く先は愛知豊橋。

飯を求めて街をブラリ。
(空腹なのに飯屋にたどり着かぬ豊橋砂漠)
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満ちた空腹、満ちぬ睡魔。
男2人女2人、分かれて眠る旅の空。
部屋を揺らす松崎の音。途切れる睡眠、終わらぬ轟音。
薄目に差し込む朝の光に鳥の声。
(松崎と過ごした熱い夜のことは忘れません)
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目覚めと共に目指すは愛知名物モウニング。
(フレンチトーストなのに塩辛いのは愛知文化なのでしょう)
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初日フーテン、ならば2日目腰据えて、辿り着いたは焼津の港。
漂う昭和、漂わぬ人の気配、止まった時を探すが如く、フラリ歩けば波止場のジョニー。
(とても画になる町で、みんな嬉しそうにシャッターを切るのです)
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焼津名物海鮮丼、迷わず食えよ、食えば分かるさ特上丼。
(旅は食事が醍醐味。さすがの港町ということで見事な海鮮丼でした)
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思い出ひとつ胃袋にしまい、戻る東京日常物語。
行きと逆さのガタンゴトンを子守唄。旅の続きは夢の中。
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次回は東海道中シメ栗毛(6)/KaoRinレポート篇です。お楽しみください。


photo&write:Iwao Yano
blog editor : Ohka Tsubakihara


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