2016年〜のブログ企画として『善意の押しつけ』というものを考えました。これはシメンソカメンバーがその人の事を思って!こんなものを撮った方がいいよ、こんなテーマに挑戦したら今後に活かせるんじゃない?と相手を思いやってという旗印の元、善意を押し売り、いや、善意を押し付けるものです。しかもテーマに沿って撮った後もメンバー内で披露してブログに掲載してもいいか問いOKが出なかったら『追試』まである、非常に余計なお世話を感じつつ暑苦しい企画でした。追試があったメンバーも1発OKだったメンバーもいましたが、今後のそれぞれの写真に活かせればな〜と思ってます。

善意の押しつけラストは矢野巌。矢野巌への善意の押し付けは、『被写体とじっくり向かいあって撮る』

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《矢野巌からのコメント》
人間誰しも得手不得手というものがあり、多くの場合そこは自覚されている。
自覚されてはいても、不得手に挑むことには苦痛が伴うのが常であり、
すすんで取り組んでみようとしないのが人情というもの。

さて、僕にはどうしても時間を掛けてゆっくり取り組めないことが2つある。

1つは食事。
慌しい寿司屋の調理場で生まれ育ったため、どうしても食事も急いでしまう。

もう1つが写真。
スナップという慌しい撮り方できてしまったため、どうしても撮り急いでしまう。
世界は待ってくれんのですよぉ!と、ついつい瞬間にシャッターを切る。
どれだけ頭で分かっていても、シャッターを待てない。

そんな僕にシメンソカの皆が『善意の押し付 け』として薦めてきたのが
『被写体とじっくり向き合って撮ること』だった。
実に善意と愛と理解に満ちた無理難題で、僕にとっては拷問に等しい。
そうは言ってもせっかくの善意は受け止めるのが大人というもの。
文字通り、サッサとシャッターを切りたい自分へ待て!をしながらカメラを構える。

今回僕が選んだ被写体は、タマネギだった。
スーパーで買ってきたタマネギを、買ってから調理し終わるまでを捉えてみた。
満を持して提出した僕に待っていたのは、
違う違う、そうじゃない!と満を持してのダメ出しの嵐。
どうやらメンバーの求める善意は、そうでないという結論。
追試が決定した。

ならばと次に選んだのは洗濯機。
10年以上使っている洗濯機を、様々な角 度から丁寧に撮った。
僕には年老いたおばあちゃん洗濯機が一生懸命に働いているように見え、
愛情を持って痛んだ部分なども撮ったのだが、やはりそれも違うという結論。
二度目の追試が決定した。

自分の好きなものを人に伝えるイメージでとのアドバイスで、僕が思いついたのは地蔵。
2日かけて巣鴨へ通い、撮り続けた中から今回の枚数を選び、
写真の並びや切り取り方なども話し合った上で、ようやく合格となった。


この一連の流れの中で何が見えてきたかというと、
『被写体とじっくり向き合って撮ること』というシンプルな課題に対しての捉え方の違い。
僕はドキュメンタリー的な思考や撮り方が身に染み付いているので、
例えば最初のタマネギについても、購入か ら食べ終わるまでを追うことが『じっくり向き合う』という意味になる。
しかしメンバー達の捉え方とは大きくズレがあったために、追試となった。

洗濯機では意図するところを充分に汲んで取り組んだ筈であったが、
今度は『洗濯機がおばあちゃんに見える』という捉え方と、提出した作品の撮り方で意見の相違があり、追試となった。

最後の地蔵は、これはもう地蔵の素晴らしさを皆に伝えるとしたらというアドバイスに基づいて、
どうしたら伝わるだろうかというのを、巣鴨の老人達に囲まれながらずっと考えながら撮り続けた。
始発の時間から夜中まで絶えることなく参拝者の願いを受け止める地蔵。
参拝者一人一人の表情や動きと共に見ていると、色んなことが見えてきて、
こ れをほんの何枚かにまとめるためにシャッターを切り続けたのが今回の作品となる。

面倒な話に見えるかもしれないが、これは遠慮なく言い合える関係だからこそ。
今回の課題についてカンカンガクガクの話を重ねて成果はあったが、まだまだ捉え方の違いが埋まったとも思えない。
また機会があれば是非ともやりたい企画である。


write 椿原桜果&矢野巌 /photo 松崎ヒロノブ / blog editor 椿原桜果

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2016.06.08
2016年〜のブログ企画として『善意の押しつけ』というものを考えました。これはシメンソカメンバーがその人の事を思って!こんなものを撮った方がいいよ、こんなテーマに挑戦したら今後に活かせるんじゃない?と相手を思いやってという旗印の元、善意を押し売り、いや、善意を押し付けるものです。しかもテーマに沿って撮った後もメンバー内で披露してブログに掲載してもいいか問いOKが出なかったら『追試』まである、非常に余計なお世話を感じつつ暑苦しい企画でした。追試があったメンバーも1発OKだったメンバーもいましたが、今後のそれぞれの写真に活かせればな〜と思ってます。

善意の押しつけ3回目は松崎ヒロノブ。松崎ヒロノブへの善意の押し付けは、『マネキン以外の温めている企画を進めてみよう』。

《松崎ヒロノブからのコメント》
確かに温めているテーマは幾つか存在するが、それはお蔵のなかで静かにイビキをかいているのが現状であり、そこを見事に狙撃された形となった。テーマや企画などを形にして打ち出していくまでにかなりの時間を必要とするため、このスピーディな展開に泡を食ったのはナイショなのである(笑)。

善意で押し付けられている以上、何とか形にしなければならない。さて、どの企画を解凍しようかと頭をひねったときに出てきたのが『穴(仮)』だった。これは現在は立ち消えになってしまったが、グループ展を考えていたときにやってみようと思っていたテーマであり、これを形にすることにした。

だが、簡単にコトは運ばない。心に空いた穴、他者を拒絶する穴をライトルームを使って写真に穿とうと始めてみたが、これがまたしっくりと来ない。顔全体を覆う黒い穴。それで表現しようとしたが、ただの修正写真のようになってしまう。さらには加工の腕が足りず、はみ出したり小さかったりと惨憺たる結果に。イメージが形にならず、これではただ単に顔を隠しただけのものであり、作品として成り立つ訳もなかった。

そこで考え、唸り、逃げ(笑)、やがて出てきたものが、靄だった。顔全面に塗りたくるのではなく、顔のパーツを隠す程度の不定形な靄。これだとイメージを損なわない。これだ!

結果は以下の通りである。

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まだまだ経過であり完成ではないが、プロトタイプ…と呼べる形にはなった(はず)。善意の押し付けという応援があったからこその形であり、苦戦はしたものの、これを機に新しい表現として進めていけたらと思う。

しかし、善意を押し付けよう、ってのが企画で通ってしまうシメンソカは変態で好ましい(笑)。



write 椿原桜果&松崎ヒロノブ /photo 松崎ヒロノブ / blog editor 椿原桜果

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2016.06.03
2016年〜のブログ企画として『善意の押しつけ』というものを考えました。これはシメンソカメンバーがその人の事を思って!こんなものを撮った方がいいよ、こんなテーマに挑戦したら今後に活かせるんじゃない?と相手を思いやってという旗印の元、善意を押し売り、いや、善意を押し付けるものです。しかもテーマに沿って撮った後もメンバー内で披露してブログに掲載してもいいか問いOKが出なかったら『追試』まである、非常に余計なお世話を感じつつ暑苦しい企画でした。追試があったメンバーも1発OKだったメンバーもいましたが、今後のそれぞれの写真に活かせればな〜と思ってます。

善意の押しつけ2回目はKaoRin。KaoRinへのテーマは「いいな、と思ったものを迷わずに機種問わずに撮る」です。

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《KaoRinからのコメント》
メンバーからの愛の(笑)押し付けはこそばゆい感じでした!!昔のように楽しんで撮る。
言葉ではうまく言えないけど感覚でわかったので新たに意識して撮ったり過去の写真をまとめたりしました。一言で言うと楽しかった!!今後も撮りためていきたいテーマです。

メンバーにもらったアドバイスでは、1枚ずつよりも私の写真は枚数があったほうが効果的だということ、私の傾向はまとめすぎてしまうというところがあってそれは偏りすぎないように意識すること等…1人では気づかなかったことを気づかせてくれました。ただ4分割にするだけではなくて組み合わせ方や配置も考えるので今回私にとってとても勉強になりました!導いてくれたメンバーに感謝したいです。



write 椿原桜果&KaoRin /photo KaoRin / blog editor 椿原桜果

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2016.05.29
2016年〜のブログ企画として『善意の押しつけ』というものを考えました。これはシメンソカメンバーがその人の事を思って!こんなものを撮った方がいいよ、こんなテーマに挑戦したら今後に活かせるんじゃない?と相手を思いやってという旗印の元、善意を押し売り、いや、善意を押し付けるものです。しかもテーマに沿って撮った後もメンバー内で披露してブログに掲載してもいいか問いOKが出なかったら『追試』まである、非常に余計なお世話を感じつつ暑苦しい企画でした。追試があったメンバーも1発OKだったメンバーもいましたが、今後のそれぞれの写真に活かせればな〜と思ってます。

さて、そんな考えから始まった善意の押しつけ、いつもと公開順を逆転して1回目は椿原桜果から。椿原桜果へのテーマは「私とあなた」

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《椿原桜果からのコメント》
私は実はあまり色っぽい世界を撮るのは苦手。恋人同士のような甘い雰囲気などのシュチュエーションで撮るという事を避けていたのですが、今回は「私とあなた」というテーマが出てしまった。うーん、困った。もちろん実際の相手などを撮らなくてもいいので、テーマが出てからは常に頭の片隅にこのテーマを置いて一緒にいる人に頼んで撮らせてもらっていました。常に善意の押しつけの課題が頭の片隅にあった時に行った、塩竃フォトフェスティバルで見まくったポートフォリオが情緒的だった事で私に足りなかったのは情緒だ!となぜかその時に響いて撮ったのがこの写真。二人の世界を撮れ、と言われたのにあえて人物を入れずに気配だけで表しました。人を撮るのが好きな私ですが、これからは人の写らない世界で気配を感じさせつつ撮ることに惹かれていきそうです。


write 椿原桜果  /photo 矢野巌・KaoRin・椿原桜果 / blog editor 椿原桜果

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2016.05.24
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